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多汗症・腋臭症

多くの方はスポーツなどをした時に汗をかきます。多汗症になると、汗が多くなり「脇汗によってシャツに汗染みがつく」「顔や全身から大量に汗が出る」といった症状が起こります。
多汗症は、遺伝などが原因になることがありますが、原因がわからないケースも少なくありません。甲状腺機能の異常や糖尿病の症状として起こることもあるので、血液検査を受けていただくこともあります。
当院では多汗症の治療に、ボツリヌス療法を行っていきます。「早く治したい」「安い治療法にしたい」などのご希望に合った提案もしていきますので、お気軽にご相談ください。

腋臭症のメカニズム

わきの下には、アポクリン汗腺とエクリン汗腺、さらに皮脂腺という3つの種類の分泌腺が存在しています。腋臭症の原因は、アポクリン汗腺から分泌される汗、皮脂腺から分泌される脂肪、そしてエクリン汗腺から分泌される汗が混ざり、細菌によって分解されて特有の臭いが発生し、腋臭症が発症します。
臭いが強い人は、アポクリン汗腺が多い体質であることが一因であり、根本的に改善するにはアポクリン汗腺を取り除く必要があります。

アポクリン汗腺

わきの下、へその周り、陰部、乳輪など、特定の部位に存在しています。
アポクリン汗腺から分泌される汗自体は、一般的には強い臭いを持ちません。
アポクリン腺は生まれたときから存在していますが、思春期以降になるとその活動が活発になります。 動物性脂肪を多く摂る方は特に、その臭いが強く感じられる傾向があります。

エクリン汗腺

身体のほぼ全体に存在し、体内の熱を放出するために汗を分泌し、体温を調節する役割があります。エクリン汗腺から過剰に汗が分泌される状態は、「多汗症」と呼ばれています。

こんなお悩みがありましたら当院へご相談ください

多汗症・腋臭症のお悩み

  • 服に汗のしみがついてしまう
  • 緊張すると汗が止まらない
  • ワキ汗が多くて、服の選択に困る
  • 制汗剤を何回も使わないといけない
  • 汗がたくさん出て、人の目が気になる
  • 汗のにおいが不快に感じられるかもしれないと不安

当院の治療方法

ボツリヌス療法(多汗症の方のみ対象)

ワキの汗を止めるために、ボトックスを注射する方法です。ボトックスには、汗を出す信号をブロックする作用があります。気軽に受けられる治療法で、5分ぐらいで終わるのですぐにご帰宅いただけます。

効果について

注射してからおよそ3日経過した後に、少しずつ実感し始めます。効果の持続期間は4ヶ月~9ヶ月程度です。

副作用について

注射した箇所が痛くなったり赤くなったりします。ほとんどの方が当日中に治りますので、ご安心ください。

皮弁法(腋臭症の方のみ対象)

皮弁法とは、ワキの皮膚を3~5cm切開した後に、アポクリン汗腺のある層を切除し、皮膚を残す方法です。皮弁状にした皮膚をひっくり返し、出てきたアポクリン腺を剪刀(せんとう:ハサミ)で切ることから、皮弁法、または剪除法とも言われています。
局所麻酔を行った後に手術を始めるので、術中の痛みはほとんどありません。
ほとんどの患者さまが、眠っているような状態で受けられています。目視しながらアポクリン腺を除去できるため、高い治療効果に期待できる方法でもあります。

手術にかかる時間 両ワキ合計1.5時間~2時間
抜糸する日 手術後から1週間後
安静期間 ワキを3日間圧迫し続けていただきます。3日の間、できるだけワキを動かさないように過ごしてください。
効果 アポクリン汗腺を切除する方法ですので、ワキガのない方とほぼ同じ状態になります。