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ISAPSシンガポール 国際美容外科で発表

 

ISAPS2日目は朝から発表でした。

上部写真の右方にいるのは

マーテン先生とウォン先生です。

 

マーテン先生はアメリカのハイスマス法の権威です。日本も含めてディーププレーンフェイスリフトが切開リフトの主流となろうとしていますが、ディーププレーンの定義とは何ぞやということをしきりにお話しされていました。

ウォン先生はアジアンフェイスリフトの権威です。フェイスリフトの権威メンデルソングループの主要メンバーの一人でアジアンのディーププレーンフェイスリフトについて書かれた名著論文があります。また上眼瞼、下眼瞼にも造詣が深く、形成外科医ならその論文のイラストを一度は目にしたことがあるほどです。

 

私の演題は

Deep Plane Facelift In Japan

です。

 

日本のたるみ治療の現況

フェイスリフトに至るまでの治療経過

日本人と欧米人の骨格の違い

それらの特徴を踏まえたディーププレーンフェイスリフトの有効性と問題点

手術デザインの工夫

手術結果

これからのトレンド

 

上記に関して報告いたしました。

 

ひとつには

日本人は頬は前にでて横に張り出しているが

顎が小さく下顎も小さいなど欧米の骨格とは少し異なっており

もう少し南のアジアのかたよりは下顎が小さい特徴があります。

これまでのフェイスリフトでは中顔面に効果を出しにくいことが多かったですが

ディーププレーンフェイスリフトはそれを克服できる方法と考えます。

ただし頬があがることで新たな問題も生じていますので

それらを解消する方法や

顎が小さいことで起きる問題点にフォーカスをあてました。

 

思いが高まって

少し時間を超過してしまい

進行のウォン先生には少しご迷惑をおかけしてしまいましたが

伝えたい内容は発表できたかと思います。