顎下腺の陰影を消す ディーププレーンフェイスリフト
2026.01.23
中尾形成外科の中尾です。
ディーププレーンフェイスリフト1ヶ月後の症例です。
ラテラルネックリフトにてフェイスラインが綺麗になりました。
顎が小さく短い日本人は
ネックリフト、ペリカン手術を行ってもフェイスラインが出にくいことがあります。
フェイスラインを綺麗にするために引っ張ることができるのは主に広頚筋ですが
その下の組織をコントロールすることは顎の小さい方の場合結構困難です。
首の横側から
下顎骨という容器からこぼれた顎下の組織を戻す方法は
・中身を減らす;顎下腺部分切除
・中身を戻す
①顎下腺吊り上げ
②外から蓋をする;広頚筋吊り上げ
があります。
減量手術はスペインのブラボ先生が優れた論文を書かれており参考になります。
顎下腺が大きく下垂している肥大している場合は積極的に顎下腺部分切除を行っています。
われわれの工夫は顎下腺を吊り上げて外から広頚筋で蓋をする方法です。
顎下腺をテントのハンモックを張るように牽引し
広頚筋を中枢から分割して牽引して蓋をします。
それも術野が狭く大変ですがフェイスラインが従来のフェイスリフト手術よりも
整います。
顎下腺の陰影が消失しフェイスラインが整いました。
誰もができるように標準的な術式の確立してくれた先人たちから学び
より良い結果を求めてご来院される患者さまに応えられるよう
大変な方法であってもよりよい術式を選択しています。