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男性の鼻手術  鷲鼻、垂れ鼻のケースの紹介です

中尾形成外科の中尾です。

 

今回は男性の鼻手術の手術前、手術直後の紹介です。

 

 

 

術前は鷲鼻と垂れ鼻を認めます。

術後の整容のゴールを鼻背をまっすぐに

          鼻先を上げる     と設定しました。

 

鷲鼻修正はpreservation rhinoplastyという方法で行いました。

鼻の一番突出している部分は鼻骨と鼻背の軟骨の接合部であることが多いので

この部分の接合を外して、ここをヒンジにして開くようにして鼻中隔を動かすと

鷲鼻の出っ張りがなくなります。

 

鼻先の垂れ下がりは採取した軟骨を鼻中隔に縫合固定して、それに

鼻先の軟骨を固定することで鼻先の角度を自由に調整していきます。

今回はトルコのTeo先生の方法を用いて行いました。

 

鼻先の垂れ下がりは生来あると鼻閉の原因になっていることに気づかないですが

術前に綿棒を鼻の中に挿入して鼻先を持ち上げると驚くほど鼻が通ることを自覚されます。

鼻中隔の形成と並んで鼻先を適切な位置にすることは機能的にも大事な要素です。

 

中尾形成外科では外国人患者さまの鼻手術も多く行っています。

中国などのアジア圏のみならず欧米、中東からも沢山の患者さまが鼻の治療を受けられています。

欧米、中東の鼻の患者さまのお悩みの一つに鼻の曲がりがあります。

やはりアジアンよりも大きな鼻であり

鼻背は鷲鼻で鼻中隔は曲がっていて見た目も曲がっている。

鷲鼻を直すとともに曲がりも直したいとの要望が多いです。

 

preservation rhinoplastyを用いた鷲鼻、斜鼻の修正手術は日本では

パイオニアとして多く執刀しています。

機能整容を備えた鼻手術をおすすめします。