フェイスリフト手術 ネットスーチャー ぽちぽち対策
2025.05.24
中尾形成外科の中尾です。
ディーププレーンフェイスリフトが日本でもフェイスリフト手術において主流になろうとしています。
そのなかで皮膚の剥離の少ないプリザベーションフェイスリフトという、さらに進んだ概念が生まれています。
当院もそれらをうまく取り入れながら日本人にあった切開リフトを行っています。
ヘモスタスティックネットスーチャーという止血固定の方法がリバイバルしています。
フェイスリフトで引き上げた皮膚を高い位置で再固定できるというメリットがあり
グライディングリフトという術式とともに再流行しています。
ドレーンが不要になることが多いなど
メリットも大きいのですが2~5日目のネット縫合抜去後の皮膚のポチポチが気になるという
患者さまの不安の声もありました。
最終的にはわからなくなりますが少しでも不安を取り除くため
従来術後にテープ固定していたのでその上からネット縫合を行いました。
テープ固定にテンションがでて圧迫力が増す印象があり止血効果も増しそうです。
写真のようにポチポチもすでに目立たないので
良い方法かと思っております。
検証を続けていきたいと思います。